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ラムサウンディング試験

この記事を要約すると、、、
  • ラムサウンディング試験は地盤の強さを動的に測定し、N値が30を超える硬い地層も確認可能
  • 従来の調査より安価かつ迅速に詳細な地盤情報が取得でき、杭工事の安全性と経済性を向上させる
  • 支持層の硬さや厚みの把握、解体前の調査にも対応可能
ラムサウンディング試験は、効率的かつ低コストで地盤強度を確認し、最適な杭長設計や工事の品質向上に役立ちます。

ラムサウンディング試験とは

ラムサウンディング試験とは、スウェーデンで開発された動的コーン貫入試験のひとつです。連続的な打撃貫入によって、地盤の強さを測ります。

SWS試験など従来の地盤調査では確認できなかったN値が30を超える硬さの地層や厚みを測定できるのが大きな特徴で、その場でデータの確認ができます。小型の自走式調査機を使用するため、測定作業を短縮できる効果も得られる試験方法です。

ラムサウンディング試験の重要性

ラムサウンディング試験は、杭工事の安全性を向上させるための調査として有効です。建物配置内の主要な箇所や独立基礎直下で調査を実施することで、適正な杭長を設定できるようになり、過剰な杭長の設計を回避できます。

また、ボーリング調査などの標準貫入試験と比べて安価に実施できるため、工事の経済性も向上します。

ラムサウンディング試験で分かること

ラムサウンディング試験における貫入量20cm毎の打撃回数「Nd値」を求めることによって、土の締まり具合や強度の基準となる「N値」がわかります。Nd値とN値はほぼ等しい値とされているためです。

ラムサウンディング試験の方法

ロッドの先端にスクリューポイント(コーン)を取り付け、載荷用クランプでおもりを固定します。自動連続貫入装置で63.5kgのおもりを50cmの高さから連続的に落下させ、20cmごとの打撃回数「Ndm値」を測定することで地盤の強度「N値」を調べます。

ラムサウンディング試験の費用

ラムサウンディング試験は、ボーリング調査などの標準貫入試験に比べて安価に実施できます。実施時期や業者によって異なりますが、費用の概算はおよそ12万円です。

ラムサウンディング試験のメリット

支持層の硬さや厚みが分かる

ラムサウンディング試験では、SWS試験といった従来の地盤調査では調査できなかった支持層の硬さや厚みを確認できます。鋼管杭などの支持層を確認することで、打ち抜けなどの防止に有効です。

詳細な地盤情報を得られる

地盤が不均一に堆積しているおそれのある土地の場合、複数箇所でボーリング調査を実施して杭長設計を行う必要がありますが、ボーリング調査は高額なため、気軽に何本も実施することはできません。ラムサウンディング試験を併用すれば、安価で調査でき、かつ詳細な地盤情報を得られます。

解体前にも実施できる

ラムサウンディング試験は、建物を建築する前はもちろん、建物の解体前の現場でも調査できます。ただし、地中に障害物があった場合は測定できません。

住宅建築・大型建物・インフラ別に選ぶ! 長崎の地盤調査・改良会社
おすすめ3選

軟弱地盤や災害リスクを抱える土地でも、地盤調査と改良を行うことで、安全で安心な住環境やインフラ整備を実現します。 ここでは、長崎県で地盤調査や改良を行う企業を、「住宅建築」「大型建物の建設」「インフラの地盤改良・補強」に分けておすすめの会社をご紹介します。

【住宅建築】
自然素材の家づくりをする
工務店・ハウスメーカー
サキタ技研
サキタ技研

画像引用元:サキタ技研株式会社公式サイト(https://sakita-giken.jp/)

特徴

  • セメントや鋼管を使わず、自然砕石で地盤を強固にする「エコジオ法」を採用
  • 特許取得済のEGケーシングを使い、従来の砕石パイル工法で問題だった掘削穴の崩壊を防ぎながら地盤を強化

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【大型建物の建設】
強固な地盤が求められる
大型マンション建築のビルダー
ワイテック
ワイテック

画像引用元:ワイテック公式HP(https://www.y-tech.biz/)

特徴

  • 深い支持層まで銅管杭を打ち込む「鋼管杭工法」を採用
  • 深層の硬い層まで杭を打ち込むため、高層ビルや商業施設などの重たい建物に適している

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【インフラの地盤改良・補強】
地盤弱体化で改良・補強が
必要になった自治体
アース
アース

画像引用元:アース公式HP(http://erh21.co.jp/)

特徴

  • 粘土、砂質土、礫質土など、様々な種類の地盤に施工が可能な「薬液注入工法」を採用
  • 浸水性を減少させることができる工法なので、雨水や地下水による地盤の弱体化を防ぐことが可能

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