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埋設物調査(地中埋設物調査)とは?

埋設物調査とは、建物の建築や道路・歩道工事、無電柱化などの際に、地下に隠れている配管、ケーブル、その他の埋設物の有無や位置を正確に把握するための調査です。実施することで、工事中に予期せぬトラブルが発生するリスクを大幅に低減し、工程の遅れや追加費用を防ぐことができます。

この記事では、埋設物調査がどのような現場で活用されていて、何を特定・撤去することが可能なのか分かりやすく解説しているので、参考にしてみてください。

埋設物調査の活用シーン

埋設物調査は、さまざまな現場で利用されています。例えば、道路や歩道の工事。地下に埋設された電気や通信の配線、排水管などを事前に確認できるため、掘削作業中の誤破損対策につながります。

電線や通信ケーブルを地中に移設する際にも有効です。既存の電柱に接続されているケーブルのルートを正確に把握する必要があるため、埋設物調査が役立ちます。

住宅や商業施設の建築時には、土地の地歴情報を基に埋設物の存在を確認し、設計変更や追加工事のリスクを回避する目的で使用されることも。土地の売却時にも、埋設物があるかどうかを明確にすることで、トラブルを未然に防げます。

埋設物調査で特定・撤去できるもの

埋設物調査によって特定できるのは、主に公共施設や建物の給水管、ガス管、電気ケーブル、通信ケーブルなどの埋設物です。また、過去の工事で埋め込まれた金属製のパイプや、不要になった古い設備を特定できることもあります。

調査結果に基づいて、これらの埋設物を撤去したり、再配置したりすることが可能です。

撤去できない・しなくてもいい埋設物もある?

例えば、歴史的な価値がある遺跡が見つかった場合、文化財として保護する必要があるため、撤去せずにそのまま残す必要があります。

また、地中に建築資材や構造物が埋まっていることが分かっても、建築計画に影響しない場合は撤去せずそのまま残すケースもあります。埋設物の扱いは判断が非常に難しいもの。誤って撤去したり、撤去必須なものを残したりしないためにも、プロに埋設物調査を依頼するのがおすすめです。

埋設物調査の手順

まず、地歴調査を行い、過去の土地利用や既存の図面、記録を確認し、地下に存在する可能性のある埋設物の候補を絞り込みます。次に、埋設管調査で実際の配管やケーブルの位置を特定。試掘調査を実施し、部分的な掘削で確認を行い、正確な状況を把握します。

その後は地中レーダー調査と呼ばれる非破壊検査を利用し、広範囲にわたる地下の状態を画像化。最後にボーリング調査を行い、地層や埋設物の状況を直接確認します。

埋設物調査で予期せぬトラブルを未然に防ごう

埋設物調査は、工事のトラブルや予期せぬ追加コストを未然に防ぐために欠かせない調査です。埋設物調査を行わない場合、掘削中に医療廃棄物が見つかって地質調査が別途必要になった。工場跡地を切削したら重油の油溜まりが見つかり、地盤改良が必要になったなど、様々なトラブルが起きて工事の進行に大きな影響を及ぼす可能性があります。

これらのリスクを回避し、スムーズな工事進行を実現するためにも、事前に埋設物調査を行うようにしましょう。

住宅建築・大型建物・インフラ別に選ぶ! 長崎の地盤調査・改良会社
おすすめ3選

軟弱地盤や災害リスクを抱える土地でも、地盤調査と改良を行うことで、安全で安心な住環境やインフラ整備を実現します。 ここでは、長崎県で地盤調査や改良を行う企業を、「住宅建築」「大型建物の建設」「インフラの地盤改良・補強」に分けておすすめの会社をご紹介します。

【住宅建築】
自然素材の家づくりをする
工務店・ハウスメーカー
サキタ技研
サキタ技研

画像引用元:サキタ技研株式会社公式サイト(https://sakita-giken.jp/)

特徴

  • セメントや鋼管を使わず、自然砕石で地盤を強固にする「エコジオ法」を採用
  • 特許取得済のEGケーシングを使い、従来の砕石パイル工法で問題だった掘削穴の崩壊を防ぎながら地盤を強化

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【大型建物の建設】
強固な地盤が求められる
大型マンション建築のビルダー
ワイテック
ワイテック

画像引用元:ワイテック公式HP(https://www.y-tech.biz/)

特徴

  • 深い支持層まで銅管杭を打ち込む「鋼管杭工法」を採用
  • 深層の硬い層まで杭を打ち込むため、高層ビルや商業施設などの重たい建物に適している

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【インフラの地盤改良・補強】
地盤弱体化で改良・補強が
必要になった自治体
アース
アース

画像引用元:アース公式HP(http://erh21.co.jp/)

特徴

  • 粘土、砂質土、礫質土など、様々な種類の地盤に施工が可能な「薬液注入工法」を採用
  • 浸水性を減少させることができる工法なので、雨水や地下水による地盤の弱体化を防ぐことが可能

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