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地盤改良工法別に見る工期の違い

建築工事における代表的な地盤改良工法別に工期の違いについて解説しています。

この記事を要約すると、、、
  • 浅層混合処理工法は改良範囲が浅いため短工期で、深層混合処理工法は30本程度で2~3日かかる
  • 鋼管杭工法や砕石パイル工法は1~3日で完了するが、間取りや本数により工期が変動する
  • 施工後は養生期間(セメント系)や杭頭処理が必要で、工数を含めた工期管理が重要
地盤改良工法ごとに工期や施工後の工数を把握し、着工の遅れを防ぐために余裕を持った計画が必要です。
浅層混合
処理工法
軟弱地盤にセメント系の固化材を流し込み地盤改良を図る工法です。
対応する土地の広さにもよって多少変動しますが、改良できる層が浅いため基本的に短工期で済みます。
深層混合
処理工法
セメント杭で深度10mまで改良できる地盤改良工法です。
工期は改良杭の本数により変動しますが、30本程度であれば2~3日(※1)で完了します。
鋼管杭
工法
支持地盤まで鋼管杭を垂直に打ち込んで構造物を支える工法です。
改良する土地の広さや地盤の状態にもよりますが、1~2日(※1)で完了します。
砕石パイル工法 天然素材の砕石を地盤内で締め固めて改良体を造成する工法です。
間取りによって改良体の本数・工期が変動します。施工期間の目安は1~3日(※2)です。

施工後の工数も踏まえておくことが大事

工期だけを見ると各工法そこまで大差ないですが、施工にかかる期間だけでなく、表層部の軟弱な部分を掘る期間や施工後の養生期間、杭頭処理の手間も考慮しなくてはなりません。

建築工事の着工日がズレ込まないよう、施工後の工数も踏まえて地盤改良工事の施工期間を見積もっておきましょう。

施工後の養生期間

セメント系の地盤改良工事は、コンクリート等を流し込んで固まるまで待つ期間が発生します。コンクリートは水に反応して固まる性質があり、水和反応を起こす際に水が足りないと強度を発揮できません。

そのような事態にならないよう、急激な乾燥や雨風、直射日光、温度変化など、さまざまな要因から保護する期間を養生期間といいます。

コンクリート周辺の温度も水和反応において重要な要素であり、温度が極端に低いと反応が遅れます。一般的に、上記のような不都合を起こさずコンクリートの性能を発揮するためには養生期間が必要です。

なお、深層混合処理工法を行う場合にかかる工数は、夏季だと3日、冬季だと5日以上。冬季は気温の問題から水和反応に時間がかかり、工期が伸びる傾向にあります。

施工後の杭頭処理

杭頭処理とは、地盤に貫入したコンクリート杭や鋼管杭などの杭頭(地表から出ている部分)を処理する作業です。

コンクリート杭においては、コンクリートを流し込んだ際に不純物が上部に浮き上がり、強度が不安定なまま固まってしまうため、杭頭を削り取る作業が発生します。

鋼管杭に関しては、地表に出ている部分に鉄筋を溶接し、フーチング(建築物の基礎部分)と一体化する作業が発生します。

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軟弱地盤や災害リスクを抱える土地でも、地盤調査と改良を行うことで、安全で安心な住環境やインフラ整備を実現します。 ここでは、長崎県で地盤調査や改良を行う企業を、「住宅建築」「大型建物の建設」「インフラの地盤改良・補強」に分けておすすめの会社をご紹介します。

【住宅建築】
自然素材の家づくりをする
工務店・ハウスメーカー
サキタ技研
サキタ技研

画像引用元:サキタ技研株式会社公式サイト(https://sakita-giken.jp/)

特徴

  • セメントや鋼管を使わず、自然砕石で地盤を強固にする「エコジオ法」を採用
  • 特許取得済のEGケーシングを使い、従来の砕石パイル工法で問題だった掘削穴の崩壊を防ぎながら地盤を強化

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【大型建物の建設】
強固な地盤が求められる
大型マンション建築のビルダー
ワイテック
ワイテック

画像引用元:ワイテック公式HP(https://www.y-tech.biz/)

特徴

  • 深い支持層まで銅管杭を打ち込む「鋼管杭工法」を採用
  • 深層の硬い層まで杭を打ち込むため、高層ビルや商業施設などの重たい建物に適している

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【インフラの地盤改良・補強】
地盤弱体化で改良・補強が
必要になった自治体
アース
アース

画像引用元:アース公式HP(http://erh21.co.jp/)

特徴

  • 粘土、砂質土、礫質土など、様々な種類の地盤に施工が可能な「薬液注入工法」を採用
  • 浸水性を減少させることができる工法なので、雨水や地下水による地盤の弱体化を防ぐことが可能

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