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地盤調査のデータ偽造・改ざんを見破る方法

地盤調査のデータが改ざんされていたことがあり、建築士にまで責任の追及がされました。以下でその事例を紹介するので、先例からデータの偽造や改ざんを見破る方法について学びましょう。

この記事を要約すると、、、
  • 地盤調査のデータ改ざんは手作業やヒューマンエラーが原因で発生しやすい
  • 全自動調査機を導入し、データをリアルタイムで第三者に送信・保管する仕組みが有効
  • 大手地盤保証会社の保証制度を利用することで、第三者の審査やリスク軽減が期待できる
地盤調査のデータ改ざんを防ぐには、全自動調査機や地盤保証制度を採用している信頼性の高い会社を選ぶことが重要です。

地盤調査データ改ざん事例

愛媛県松山市で住宅の地盤調査や地盤改良工事業を手掛けている「ハイスピードコーポレーション社」は、2021年8月に地盤調査報告書にデータの改ざんがあったと発表しました。

不正が発覚したのは、不正を行った社員の上司が報告書と柱状図とで邸名に違いがあることに気付き、データを提出した社員に尋ねたため。

元社員は過去の貫入試験において実施しなくてはならない試験を、一部あるいは全て行わなかったことを白状しました。不正が発覚した後、不正を行った元社員は「作業を省略したかった」と述べています。

改ざん・不正があった場合の責任の所在は?

上記で紹介した改ざんに用いられた手口は単純なものであり、SWS試験機で計測したデータを地盤調査報告書作成ソフトに読み込ませる際、データ不足な箇所に別地点のデータなどを付け足すという手法でした。

改ざんはソフトの修正機能を利用すれば比較的容易にできますが、目視で不正を暴くのは簡単ではありません。

特に上記の事例の場合、流用されていたデータが本物に似たものだったため、柱状図を確かめるだけで不正を見抜くのは至難の業でした。

なお、上記の事例では、建築士にも責任があるとの判断が下されています。漫然と改ざんされた報告書を信用して法令違反の設計図を作成すると、建築士が行政指導を受けたり法的な責任を追及されたりするリスクが生じることが分かるでしょう。

地盤調査のデータ偽造・改ざんを見破る方法

効率よく・不備なく調査できる
全自動の調査機を採用しているか

作業の手間がかかる調査機(手動や半自動など)を採用している場合、「作業を省略したい」という上記のような事例が起こる可能性が高いです。加えて、オートメーション化していないとヒューマンエラーが起こる可能性もあります。

全自動かつ、地盤調査で取得した情報がリアルタイムで第三者のデータセンターに送られ、保管される調査機を採用している会社を選べば、調査担当者がデータを書き換えるリスクを必然的に防げるでしょう。

大手地盤保証会社による保証がある

地盤調査には保証を付けることが可能です。地盤会社に依頼することで、地盤調査審査書を基に補償に入れるか検討されます。地盤保証を付けるにあたり、第三者の目で解析が行われることで、データ偽造・改ざんを見破れる可能性が高くなります。

また、万が一のトラブルが起きても、購入者や施工主から損害賠償されるリスクを軽減できるでしょう。

なお、地盤保証制度を提供している保証会社はたくさんあるため、受けられる保証の内容と保証会社の信頼性の両方を見比べたうえで申請することをおすすめいたします。

依頼する会社を見極めて安心できる建築工事を

実際に起きた地盤調査のデータ改ざん事例からわかるように、「地盤調査報告書」を確認してデータの偽造・改ざんを見破るのは難しいもの。

データ偽造・改ざんのトラブルを避けるためにも、調査データをリアルタイムで取得できる全自動の調査機を採用していて、信頼性の高い大手地盤保証会社の地盤保証制度を利用できる会社を選ぶのがおすすめです。

事前に依頼する会社の情報を収集し、地盤調査に使用する機械や地盤調査方法、保証内容に至るまで詳細に確認しておきましょう。

住宅建築・大型建物・インフラ別に選ぶ!
長崎の地盤調査・改良会社おすすめ3選

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軟弱地盤や災害リスクを抱える土地でも、地盤調査と改良を行うことで、安全で安心な住環境やインフラ整備を実現します。 ここでは、長崎県で地盤調査や改良を行う企業を、「住宅建築」「大型建物の建設」「インフラの地盤改良・補強」に分けておすすめの会社をご紹介します。

【住宅建築】
自然素材の家づくりをする
工務店・ハウスメーカー
サキタ技研
サキタ技研

画像引用元:サキタ技研株式会社公式サイト(https://sakita-giken.jp/)

特徴

  • セメントや鋼管を使わず、自然砕石で地盤を強固にする「エコジオ法」を採用
  • 特許取得済のEGケーシングを使い、従来の砕石パイル工法で問題だった掘削穴の崩壊を防ぎながら地盤を強化

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【大型建物の建設】
強固な地盤が求められる
大型マンション建築のビルダー
ワイテック
ワイテック

画像引用元:ワイテック公式HP(https://www.y-tech.biz/)

特徴

  • 深い支持層まで銅管杭を打ち込む「鋼管杭工法」を採用
  • 深層の硬い層まで杭を打ち込むため、高層ビルや商業施設などの重たい建物に適している

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【インフラの地盤改良・補強】
地盤弱体化で改良・補強が
必要になった自治体
アース
アース

画像引用元:アース公式HP(http://erh21.co.jp/)

特徴

  • 粘土、砂質土、礫質土など、様々な種類の地盤に施工が可能な「薬液注入工法」を採用
  • 浸水性を減少させることができる工法なので、雨水や地下水による地盤の弱体化を防ぐことが可能

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