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地盤調査における地盤保証制度とは?

この記事を要約すると、、、
  • 地盤保証制度は不同沈下の被害に対し、補修費用の一部を保証する制度で、建物の安全性を確保する
  • 保証会社を選ぶ際は、保証条件や実績、信頼性を確認し、倒産リスクにも注意が必要
  • 代表的な保証会社にはジャパンホームシールド、ハウスワランティ、GIR、地盤ネットがあり、保証内容や期間が異なる
地盤保証制度を利用することで不同沈下リスクに備えられるため、信頼性の高い保証会社を選ぶことが重要です。

地盤保証制度とは

地盤保証制度とは、引受保険会社と保険契約を結んだ住宅保証機構が、地盤調査や地盤補強工事の欠陥により不同沈下が発生した場合、登録地盤会社に保険金を支払う制度です。

一般的に、支払われる費用は全額ではなく、補修にかかった費用の一定割合とされています。地盤には土以外にも水や空気などが含まれており、その上に建物を建設すると時間が経つにつれて抜けていきます。

それにより建物が沈んでしまうことがあり、バランスよく沈めないと建物が歪んでしまうでしょう。このような現象を不同沈下と呼び、不同沈下にまつわるトラブルを回避するためにあるのが地盤保証制度です。

建物の基礎部分にヒビが入ったり、ドアの建付けが悪くなったりするのを防ぐためにも地盤保証は必要です。

保証会社選びの注意点

保証を受けられる条件

地盤保証を受けたいのであれば、着工する前に地盤調査を依頼して、保険加入書を発行してもらわなくてはなりません。

提案された保証内容が一見充実しているように見えても、条件によって受けられないケース、追加費用が発生するケースなどがあるため、どのような条件で利用できる保証内容なのか事前に確認しておくことが重要です。

保証会社の実績・信頼性

地盤保証の内容が充実していても、その保証会社が補償期間内に倒産してしまったり、経営破綻して補償金額を払えなくなったりするケースがあります。

そのような場合、届け出事業者や住宅の購入者が直接保険金を請求することはできないため、地盤保証の内容だけでなく、保証会社の地盤保証事業における実績や会社としての信頼性まで確認しておきましょう。

代表的な地盤保証会社一覧

代表的な地盤保証会社を取り上げて紹介しています。

ジャパンホームシールド株式会社

1993年より地盤保証システムの販売を開始。ジャパンホームシールドFC(フランチャイズ)システムを通して、地盤調査業界におけるシェアを拡大し続けてきた会社です。

ジャパンホームシールドの地盤調査・改良工事の保証期間は、物件引き渡し日から10年間(※地盤調査・改良工事完了日から3年以内に引き渡した物件に限る)。不同沈下事故が起きた場合、最大5,000万円まで補償してくれます。

オプションにて、保証期間を最長20年まで延長することも可能です。

一般社団法人ハウスワランティ

ハウスワランティは、地盤保証事業の安全性を高める目的で2009年に設立された一般社団法人です。

地盤調査データだけで判定するのではなく、現地のロケーションや踏査情報などを踏まえたうえで、地盤保証制度を利用できるか、改良工事が必要かどうか解析・判定しています。

地盤調査単体の保証期間は20年、補償限度額は最大5,000万円となっています。地盤改良工事単体の保証期間は10年、補償限度額は最大500万円です。

不同沈下はもちろん、液状化現象による被害も補償の対象となるのが嬉しいポイントです。

株式会社GIR

株式会社GIRは、2002年より地盤総合保証制度「THE LAND」の販売をスタートした会社です。

「THE LAND」には限度額・保証期間の異なる9種類のプランがあり、費用に応じて選択できるのが嬉しいポイント。

中でも注目したいのは、地震補償つきのプラン(THE LAND Plus)で保証期間は物件引き渡し日より最大20年間、最大補償額は2,000万円。不同沈下による損害だけでなく、地震により全壊・半壊した建物の損害も補償対象となります。

株式会社地盤ネット

地盤ネットは2014年に設立された会社で、北海道から九州まで支社・FC店を展開することでシェアを拡大しています。

地盤調査から解析・対策・補償までの一貫サービスを提供しており、定期点検・補償を長期にわたり受けられる「地盤ロングライフ補償®制度」を用意しているのが特徴。

保証期間は保証判定日から最大20年間、補償額は最大5,000万円となっています(不同沈下が対象)。オプションの定期点検を受けることで、10年毎に補償を更新することが可能です。

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長崎の地盤調査・改良会社おすすめ3選

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軟弱地盤や災害リスクを抱える土地でも、地盤調査と改良を行うことで、安全で安心な住環境やインフラ整備を実現します。 ここでは、長崎県で地盤調査や改良を行う企業を、「住宅建築」「大型建物の建設」「インフラの地盤改良・補強」に分けておすすめの会社をご紹介します。

【住宅建築】
自然素材の家づくりをする
工務店・ハウスメーカー
サキタ技研
サキタ技研

画像引用元:サキタ技研株式会社公式サイト(https://sakita-giken.jp/)

特徴

  • セメントや鋼管を使わず、自然砕石で地盤を強固にする「エコジオ法」を採用
  • 特許取得済のEGケーシングを使い、従来の砕石パイル工法で問題だった掘削穴の崩壊を防ぎながら地盤を強化

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【大型建物の建設】
強固な地盤が求められる
大型マンション建築のビルダー
ワイテック
ワイテック

画像引用元:ワイテック公式HP(https://www.y-tech.biz/)

特徴

  • 深い支持層まで銅管杭を打ち込む「鋼管杭工法」を採用
  • 深層の硬い層まで杭を打ち込むため、高層ビルや商業施設などの重たい建物に適している

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【インフラの地盤改良・補強】
地盤弱体化で改良・補強が
必要になった自治体
アース
アース

画像引用元:アース公式HP(http://erh21.co.jp/)

特徴

  • 粘土、砂質土、礫質土など、様々な種類の地盤に施工が可能な「薬液注入工法」を採用
  • 浸水性を減少させることができる工法なので、雨水や地下水による地盤の弱体化を防ぐことが可能

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